データ取り出したお礼を受け取りました。虹の橋の単発生徒さんへ@パソコン教室

ちょびパソStyle山口です。
 

今回のお話は、虹の橋に昨年逝ってしまった方からの
まるで「頼む」「よろしく」「ありがとう」を受け取ったような
気持ちになったお話です。

近所の昔から知っている友人とスーパーで会いました。
「あら!げんき!?」なんていつも通りの会話。
二人とも買い物終わった出入口近くの玉ねぎが積んであるところ(笑)

*******その友人の弟さんのお話*******

今からさかのぼること6年ほど前、家で在宅治療をしている弟さんが
社会復帰に向けて、パソコンを教えてほしいと連絡があった。
家では車椅子での生活。

私にできるのかな。

なんて思いながら、訪問することに。

お会いしてみると、確かに車椅子。
そして、体も細いし色も白い。
パソコンは多少触れるとのこと。

ただ、話し方がとても淡々として
無駄な会話がない人だった。
話しをすればするほど、先の話を決めていて
自分ができる仕事はこれと思ったので、その知識を得たいと本人が話していた。
(ここらへん、だいぶ前なのでおぼろげだけど)
私は私自身が勉強をした本をみせて、勉強方法を教えた。

「あ、なら自分でもできそう」←ということなので
本を紹介して、そのまま仕事を終えた。
その時に、「自分の病気のことを実は本にしている」と話してくれた。

弟さんに会ったのはそれ一回だけ。

***************************

弟さんの様子はスーパーで知人に会う時にたまに話してくれた。

本の勉強を進めていること。
就職が決まったこと
元気にしていること。

1回しか会ってないのに、なんだかそんな報告を聞くのがうれしかった。

出版した本は、生徒さん数名に私が勝手に配り
目の不自由な方が利用する、図書館のボランティアをしている方へも
その本を渡して、データにしてもらった。

出来上がったときに図書ボランティアをした人からも連絡がきた。

うれしかった。自分の事のようにうれしかった。
1回しか会ってないのに、

パソコンを自力で勉強して、決めていたことを実行していっている。
そのことを友人から聞くだけで、まるで私の事のように勇気が湧いた。
 

そんな友人と本当に久しぶりに定例のスーパーで会った。

その時に初めて知った。

その弟さんが昨年亡くなっていたこと。
 

事務員として働き、契約社員として働き、
1年ごとの更新で「また次年度も」といわれていた矢先に
病状が悪化してしまって・・。
 

それ以上の詳しいことは、私自身が苦しくなってしまうために
聞けなかった。
でも、弟さんは必要とされまくっていたとのこと。

自分の病状を本にして、
自分が働くために勉強し
社会復帰を果たし
 

その矢先。だったそう。
 

*
*
*

 

それから数日、友人からLINEが入った。

弟さんのパソコンが起動しない。
中に入っているデータが見れるなら見たい。
 

仕事をする気なしで、普段着すっぴんで訪問。

そしたら、先ほどまで全く反応しなかったパソコンの画面が出たとのこと。

私が来るちょっと前。

USBメモリへ、ドキュメント、ピクチャ、デスクトップのファイルを移す。
その他の場所にファイルがないかチェックする。

なさそうなので、弟さんのパソコンの電源を落とす。
そして、私のパソコンでデータをチェックする。
USBメモリにきちんと入っている模様。

念のため、zipファイルにして、私のパソコンへ保存。
そして、弟さん家族の別パソコンでデータを確認したら
私の弟さんのZIPファイルを消すことを申し伝えて
電源を消した弟さんパソコンが起動しなかった原因を探る。

バッテリーを外し、ちょっとホコリが付いてた場所を掃除して
「これで電源付かなかったら、何かあるのかもね」といって
電源つけてみたら
 

つかない。

HDDの音を聞いてみると、引っかかったような音がする。

電源ランプがついたり消えたりする。
 

ああ・・。これは私の手に負えない。

「また使うなら、このお店に相談して」とメモを取ってもらって

「お代」の話になった。

でも、私はもらう気はさらさらない。
受け取ったりしたりすらしたくない。

だって、弟さんと2度目にあったのは
弟さんが生前使っていたパソコンの横にあった
笑顔の弟さんの顔だったから。

ふっくらして、初めて会った時のような
白く細くといった顔ではない。
本当に生き生きしていた顔で
本当に亡くなったとは信じられなかったからだ。

受け取ってしまったら
泣いてしまいそうだったから。

*
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後日、友人からLINEがきて
生前の弟さんがパソコンに残していたデータをすべて確認し、
親御さんがいろいろな弟さんの残した話を見ることができたとのこと。

そして、親御さんから薄謝と言って商品券が届いた。

薄謝なんてことない。

これ買えた。5円だけお釣りだった。

今夜は弟さんへ「お疲れ様」と心を込めて、これをいただくことにする。
もちろん、商品券も売り上げに入れる。
これは弟さんの代わりにいただいた、大事なお礼。

弟さんのパソコンは、起動しない原因を突き止めることはプロならできるだろう。
だけど、私の前でだけ電源が入ったという不思議な出来事があったので
一昨年亡くなった、パソコンのおぢちゃんの話しをした。
私のところで1度だけ起動した、おぢちゃんパソコン。

「法要の時だけ、ふたを開けてみては」というのが精いっぱいだった私。

今日のビールはとても美味しい。
そして、弟さんがまるで一緒に飲んでいるような気持ちになりながら、
このブログを書いている。
 

私の寿命がきて、あちらへ行くときにはたくさん会いたい人がいる。
私の父、バイトをしていたところのママさん、パソコンのおぢちゃん
たくさんたくさんいる。
 

友人の弟さんと3度目に会うときには、私の寿命が来た時。
そして、弟さんにあちらでたくさん話したいことがある。

「あなたのお姉さんとはスーパーだけで会話していた友人なのよ」って。

話しをまとめるのがとても苦手な私なので
たくさん時間をかけて聞いてもらわなければいけないが
あちらへいけば、たくさんの時間があるので
たっぷり聞いてもらおうと思う。
 

  • 頼まれたデータは、親御さんへお渡ししました。
  • その後のパソコンをどうするかの提案もしました、
  • そして、あなたのデータはZIPにしたまま、SHIFT+DELETEで完全削除しました。
  • 報酬受け取りました。

虹の橋からのご依頼ありがとうございました。
数十年後にそちらへ行ったときに、改めてご報告いたしますので
あなたの事もたくさんお話聞かせてくださいね。
 

 

 

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ちょびパソStyle 山口幸子

パソコンは機械。それを使う側がどのように使いたいかということが大切。その方に合わせたレッスンをこちらがお教えできる限り何でもお教えしています。不要なことは省き、必要な部分は重点的にレッスンします。教室レッスンはマンツーマンですので、理解できないポイントや、つまづいてしまうところもよくわかります。理解できているところは省いて、できない部分をレッスンするので、無駄がありません。テキスト通りのレッスンではなく、実践的で生活に役立つレッスンを心がけています。キレイに早く作るコツやポイントもレッスンの中に盛り込んでいます。
パソコンインストラクター歴20年 パソコン教室運営17年。